自転車と君と

後ろに流されて届かない君の声
今だけはこの席で許してね
駆け抜けた風よりも速く
前だけを向いてあたしの話を聞いて
たまには君と同じ速さで同じ目線で
君の分の重みも僕が背負うよ
その自覚し続けるスピードで
一直線に君と共に
追い越した呼び声に振り向いて
ハローからグッバイまで
(進み行くこのスピードで君と歩いていこう?)