こい、こい。

柄にも泣くそんな表情するなんて
その手が生み出す芸術のような
背丈が違うのに同じ歩調
お揃いの思考に笑いたくなる
言わずともわかっている筈だと思いたい
何気なく思う「誰か」が特定の名前になる日
どうしたらいいのか居ても立ってもいられない
こんなにも「同じ」に翻弄される僕
今まで意識して過ごしてくればよかった
そろそろこの辺で決めてしまおう
(気付いてました。君が気付いていることにも気付いてました。だから、さ、)