今日僕らは、

僕たちは平均なんて言葉でくくられたくない
それでもそれでも先を見つめていたいんだ
ほら、後ろを振り返れば僕らの足跡
いつから当たり前だったっけ
出会いの鮮烈さとその後の記憶
そう言ってくれる君に自分が相応しくいられるように
君に話さなければならない事がある
身長差2cmも今は
薄紅の下で別れる道
やたら可笑しくて仕方なかった
(誰かが決めた今日で僕らは区切りをつける。明日から君はどんな道を歩むの。)
(「卒業おめでとう、親友。」)