カレイドスコープ

今日も今この瞬間から貴方との時間を重ねよう
肺腑の奥を刺すのは冷たい空気の筈なのに夏の暑さを思い出す
僕と過ごしたい季節があったんだろう
笑うそのキミの隣にはきっと僕の知らない人
思わず口から漏れそうだった言葉も貴方の表情に口の中で消える
……何、見てるの?君の眼に何が見えるの。
君が約束を覚えている間は僕に気を向けてくれているのだから
その時僕はどれだけ君の力になれているんだろう
季節が終わっていく感覚とか匂いとかに気持ちが持っていかれる感じ、
本当に、君が
(まばたきするびにかわるせかいをきみとみている)