素直じゃない僕

君が僕にささやくその言葉にどれだけのリアリティーを込めているの
コンクリートの冷たさに安心するのは
口癖は『何でもない』
人前で泣くのが好きじゃないだけなんだ
いろんな温かいものに囲まれて僕は生きている、と最近になって知った
半分シアワセに夏を過ごそう
無責任に頷けやしないよ
この指先から言葉を感じ取ってくれ
階段下で聞いた君の台詞
無知だと思われたくなかったから、君がどういうつもりなのかなんて訊くのが怖かった
(意地を張っているわけじゃないはず。絶対に。 だってこんなにも言いたいことは溢れてるし解ってもいる。 ただ、少し。たぶんきっとぼくは臆病なんだ。君に対して。)