わがまま

あぁ、逃げ出したいなぁ。
何にも言えないよ、そんな気持ちじゃない
まだまだ諦める気の無い自分に溜息ヒトツ
君の顔が無表情に歪んでもうどうしたらいい?
結局どっちなの、って君の視線が咎めた気がして
溜息吐いたらやっと体が気持ちに追いついてきた
少しの間だけでいいから騙されててね。
縋った先の体温が思った以上に心地よかったり
情けなくなって俯こうにも体なんて動かなかった
ごめんね、無理な我侭を言わせてよ
(ごめんなさいすら言えないの。)